2004年2月の怒り








体力が余る

 ウチが強いというよりは他所がまだ育ってないような感じ。
 競る試合があんまり無いので体力が余っている。


 余るだけの理由はある。心肺系のトレーニングが多いからだ。今まで体力足りなくて負けたこと多かったから。


 体力は気力に通じるのでやっぱり必要だとは思う。


 でも筋トレとか技術系に移行するときが来たのかな?って気もする。てか技術系はずーーーっとやってはいるんだが。


 受験勉強中の中3エースと元部長が今日練習に来てくれて、なんかね。どかどか感が足りないなって。今。強いんだけどそうっとしてるというか。ケンカ弱いというか。だからこの間負けたのかなって。


 そろそろ番手の本格的な変化もありそうだし、面白いんですけど、体力は足りないかなあ。<私が
2004年2月29日



無い日。

 考えたら今日は無い日なんだから、1日ぐうたらすればよかった。
2004年2月29日



相変わらずねぎトロ至上主義

「ちょっとそのネギとろ取って」
「ネギとろ?!先生おなかすいた!」
「だめ、あんた達より大事なのはネギとろだけなの」
(走り去る私の背中に)「ねぎとろ〜!」
<今日交わされた会話


 後日談。そのねぎトロは本当に美味いので味見させた。美味かったらしい。
「じゃ、今度このねぎトロのためにあなた達を置いて一目散に居なくなってもいい?」
「・・・人よりもののほうが大事ってところが引っ掛かる」


解りあえない私たち。


 そういえば秋月りすの「ОL進化論」のジュン&彼氏ネタにもあったな。家族とカニを食べに行くのでデートを断ったジュンに彼氏が「えーん、僕はカニより下なんだ」と笑顔でうそ泣き。そこにジュン、「えーと、お寿司よりは上だから」


 私は確実にジュンと同じ感性で生きています。蔑ろにしてるんじゃないの。ただ、ねぎトロなの。<絶対理解してもらえないな、こりゃ。
2004年2月26日




 卒業式の準備が佳境に入ってきた。生徒会は結構こういう行事で仕事がある。


 とりあえず一つめどがついて、次に入った。
 卒業式のテーマを舞台の横にどかーーーんと大きく垂れ幕にする。


 生徒会長にロゴをパソコンでいくつか出しておくように指示して、他の子とゆんたくしていたら男子達の間抜けな会話が聞こえる。その一つを紹介したい。


これじゃ字、細いよ。太くしよう。
これだよ、Bって奴。(wordで作業中)
ホントだ〜。
このBってどういう意味?
ブラックじゃないの?
(自信満々で)Bigだよ。


 Boldです。<突っ込まずにはいられませんでした


 日々がそんな感じ。脱力しまくり。
2004年2月27日



時間

 人は変わる。


 待ち合わせに遅れっぱなしで人が遅れたら帰っちゃってたデラシネもちょっとは大人になった。って言うか今住んでるとこウチナータイムで私はそう簡単に遅刻できない。いまだに7時開始の会に行く準備を始めるのが7時過ぎってのは体得できない。まあいいけど。


 そんな大ざっぱな私でも詰めたい時間はある。部の練習時間だ。男子は長くやっても仕方ない、集中してやることの方が大事だ。
 最初の4km走が遅れて筋トレの時間がとれないようなので、走り始めの時間を決めた。


 もうそろそろ走り終わるから、と見に行ったら丁度部室から降りてきたところだった。


 中3の代でも一度部室を取り上げた。部室でゆくっててコートに入るのが遅れたからだ。私の車に貼り付いていた元部長が、こういう状況なら部室はいらない、と言ったので取り上げたのだ。


 時間や練習に対する欲が無いなら、延長までして練習している意味がない。延長したって毎日2時間半がやっとで、その半分しかコートの時間はない。


 生徒にやる気無いならやりたくないね。部活の顧問なんて。
2004年2月27日



ホラーな夕暮れ

 夕暮れを逃した。
 まだライトは要らない、でも大分暗い、そういう黄昏時が好きだ。


 とっぷりと日も暮れ、目的地に急ぐ中信号にかかった。


 物思いにふけっているといきなり、ドンという大きな音が!


 左舷、轢いたか?きゃあああああ、人!張り付いてる!顔潰れてる!変質者?



 って今私止まってるし。


 よく見りゃ元部長だし。・・・凸(- -+)
2004年2月26日



爆睡

 午後、講演会があった。ウチの学年のP主催。


 前半、居眠り。主任につつかれて起きる。うつらうつらと聞いているつもりだったが、黒板に全然聞き覚えが無い内容が書いてある。時計も45分も進んでいる。


 そういえば学生の頃(いやその前の生徒・児童時代から)、授業とかこういうの条件反射で寝てたよ私。寝ちゃいけない時間だからなおさら気持ちがいいんだよなあ。でももうこういうのあんまりないもんね。


 非常によい眠りでした。お話もいい話でしたが。
2004年2月26日



エゴグラム

 人は変わる。


 3年前、丁度このHPを始めた頃、道徳の授業でエゴグラムを使った。もちろん自分もやった。
 M型だった。CABAC、まあ典型的。


 大学生の時雑誌でやったエゴグラムもM型だった。CACAC。


 私もちょっと大人になったのね、と授業の時思ったのを覚えている。生徒指導が効かなくて試行錯誤に明け暮れていたころだ。


 次の年、同じネタを使い回したときにもやってみた。BAAAC、逆U型。ふーん。


 昨日、思いついてやってみた。


 AAAAC、AC欠乏型。ほう。


 微妙に育ってるのか私。Aが上がったのは嬉しいけど、CPが着実に上がっているのがなんか、この仕事に染まっているなあと物悲しい。


 ACは上がりそうに無いっすな。


 エゴグラムが判らないとさっぱり判らないので、興味のある方は検索してみて下さい。一発で出ます。お試しあれ。
2004年2月26日



女子マネージャー

 唐突に1年副会長がウチのマネージャーをしたいと言い出した。月曜日のことである。
 何を言いだすやら。あまりにも予想外でびっくり。


 来るものは拒まず、まあとにかくお試し期間ということで火曜日から入れてみた。正直、今は要らないけど1年の代になったら結構役に立つんじゃないかな、との読みもある。


 案の定部員達からは爆裂な反対があったが、聞く耳はない。


 一昨日から使ってみている。


 いきなり4km走のタイムに新記録続出。お?
 ノックの時なんかも一人居ると随分楽。
 遅れてきた子のタイムも計れる。


 問題も出てきた。


 男子部なのでいつもコート使用が後半で、帰宅の時間には真っ暗だ。
 部室は男子の着替え場所なので、仕事させたくてもやっぱりなんて言うかあれである。私は入るけど、うーん。
 自分たちの練習のために何かするのはいいんだけど、こうやって奴隷のように労働力を提供されることに私自身は強い抵抗がある。もちろん何かメリットがあるからやりたいと言うのだろうが、どうもそのモチベーションに馴染まない。


 どうなることやら。まあなるようにしかならないが。
2004年2月26日



爽健美茶

 Lazy Susanが好きだ。私を知ってる人は意外かも知れない。正確に言うとLazy Susanでウィンドウショッピングするのが好きだった。
 だって今住んでるとこ、近所にショップ無いし。こういう可愛い系テイストに合わないし。でも見るのは好き。たまにとち狂って買って、誰かにあげたりなくしたり。人から貰ったり。


 朝近所のファミリーマートでペットボトル飲料(いや反対派なんですが、部の筋トレ用に必要で)を物色していたら、見慣れた王冠が。


 あれ?Lazy Susanの王冠じゃない?あのデザインてそうだよね?


 まさに。爽健美茶の販促グッズ。チャーム。何種類あるんだコレ。あああこのデザイン可愛い。欲しい。キライなのに爽健美茶。


 ペットボトルがたくさん必要、という自分への言い訳が大人買いにスイッチを入れましたね。


 チョコエッグの時にも大人買いしていたんだが、あの時は「誰か食べてくれる客が来た人数分まで」と言う縛りだった。今度はモノが爽健美茶だけにまあ自分で飲むかと。それでも一回6本までと縛りを入れているのは重いから。


 でも行きも帰りも買ってるから。職員室の机のボードに並べてピンで留めて、どのデザインがまだかを確認しちゃう状態だし。「あああの時やっぱりあっちのデザインも買っとくべきだった、でもフローライトの色がいまいちだったんだよなあ」とか今この瞬間にも思ってるし。


 大人になってよかった。自由になるお金が稼げる大人じゃなかったらこんな馬鹿は続けられんな、と反省してない私。
2004年2月25日



モノ

 チョコエッガーだったあたりで想像がつくだろうが、ついモノを集める癖がある。今のチャームも然り。
 飽きて集めなくなってもモノは残るので、結構な量の訳の判んないものがウチにはある。


 それでも埼玉に住んでいたときは、一番のお気に入りだけ残して所沢航空公園のフリーマーケットでばしばし売りさばくという大技があったんだが、今はその道も断たれ溜まっていくだけである。諦めてちょいと広い家を買ってみた(としゃれで書いてみたが違うと言い切れない)。もちろん外物置も使っている。


 石を集めている。友人と親不知子不知にヒスイを拾いに行ってから本格化、今は買ったりもする。化石は教材だからと自分に言い訳しながら買っている。


 布も集めているに近い状態。何にも使わないのに、ガンガとかバティックとかイカットとか変な魚模様とか一杯ある。使うプランはあるんだが縫ってる暇が無い。


 食玩フィギュア熱はチョコエッグが海洋堂作じゃなくなってから大分収まって、たま〜に買う程度。ってこれ書いている間になんで海洋堂がフルタと揉めたのか確認してたら近所のコンビニでも売ってるシリーズが海洋堂だということに気がついた、やばし。


 活字モノは集めてるうちに入らないってことにしておこう。だってあんまり多いし。好きな作家は全部買うし、創刊号から買ってる雑誌はついまた買うし、いくらでも溜まるので恐ろしいですよ活字は。


 絵はがきを集めていたこともある。写真を集めていたときもあった。皿茶碗は集めているわけじゃないのに増えていく。仕事の資料も特に生徒が書いたものはさっぱり捨てられず、毎年増えていく。ピアスは最近買ってない。靴やカバンも買わなくなった。よかったよかった。装飾品も溜まると置く場所なくなるし。


 さすがにこう並べて反省した。でも何から処分すりゃいいんだ?(答え 旦那の荷物<だって私並に多いんだよ持ち物)
2004年2月25日



筋トレ

 必要があって昔やってたという人は多いと思う。私もそう。でも自分がするのはそんなに好きじゃない。やったあとは気持ち良かったけど。おっと微妙な表現。


 ホントは中学生にはさせない主義なんだが、もうメインの2年生は大体成長期入ってるからやってもいいかなと。ていうかもう筋トレしないとライバル校に勝てないと思うんだよね。やり過ぎないくらいに、手首を主に。ショットの威力が上がるともっといいが。前へのスピードをもう少しどうにか、足と背筋腹筋上腕だな。


 でも久しぶりに自覚、私は人に筋トレをさせるのが好きだ。マシンがあったらもっと効率的にできるとか、成長期じゃなかったらこんなメニューもできるのに、とか考えちゃうくらい好きだ。


 部員がへたれているのを見るのも大きな喜びだ。


 前に副部長が言っていた。あんた達バドミントン好きだねえ、って言ったら「(きつい練習をするのは)先生がやれって言うからだよ」


 あらそう。


 じゃ、負けたことだしスピード系筋トレ入れちゃおっかな?1年生フットワーク弱いし、結局アドレナリンで足出ないのは過剰なフットワークと声出しで凌ぐしかないんだし?縄跳びしたいって言ってたし?ノックはサークルでやってもらってくるよね。


 私的には大したことないメニューだが、今までやってない分きついらしい。インターバル最初の15秒、本当に幸せそうに休んでいる。<やったことがある人は判る


 時間計っていて、楽しくて幸せなのでにこにこしていたら、副部長が反撃。


「先生、いっしょにやろう!練習も」


男子中学生@チャンピオンズスポーツ系に組んであるメニューを何で30過ぎてる私がやるのよ。


「でも脂肪が」


それはデフォルトだし放っとけ。


「強くなるよ」


それはちょっと魅力的だが、マネージャーと楽しくクリア打っとくから君達は上のレベルでやってなさい。


 今のメニューじゃ1ヶ月ぐらいでへたれなくなっちゃうんだろうけど、まあそれはそれで目標達成だからいいか。<いいに決まってる
2004年2月25日



人はなぜ移動するのか

 普通そこで食べていけないから、移動する。


 だから移動する必要がない豊かな土地では、閉鎖的な村社会ができる。誰も出ていかない、他所者は排除する。日本なら濃尾平野や筑紫平野、北米の平野。日本全体がそうであるとも言える。


 それでも出ていく者は居るのだ。
 何かやってしまってそこに居られなくなったからじゃなく、そういう閉鎖性が嫌いで、移動を始める者は確かに居るのだ。


 私もその手のイキモノだが、これは遺伝子が壊れているんだと思う。もしくはリスクを取ることでの発展性の拡張。平たくいうと捨て駒。


 上等。流れていこうじゃないか。<と言いつつ公務員
2004年2月22日



パスワード

 与えられるパスワードはいい。丸覚えすればいいだけだ。
 自分で決めるパスワードに迷う。


 でも結局いつも愛した人の名前、手に入らない人の誕生日だ。忘れないから。




 どの口座もPC系パスワードも違うところが人生色々というか。もちろんこまめに変えるくらいのストックは。おほほほほ。
2004年2月23日



反抗期

 反抗期は大事だ。独立心や自立心とイコールだから。
 その人間の心の強さとイコールだから。


 もちろん表面押さえて内部をたぎらせるタイプもいる。見かけ従順なので判りづらいかもしれないが、瞳の色までは押さえられない。
 そういう子が一番面白いし、伸びる。


 今まで生徒とはもう少し年が近くて、反抗が私に向いてくることはなかった。私はP的な存在というよりはAかFCの強力な奴で、下品下ネタでも決して負けないことを身上としていたしまた勝負を挑まれもした。
 今の中3位から、生徒達にとってPの部分が増えてきたんだろう。そういうしょうもない勝負も挑まれなくなってきたし(いや、もともと挑んでいた奴等はヒートアップしてますが)叱ることは増えたけれど感情的に怒ることはずいぶん減った。指示も通りやすくて楽だ。


 そして次が来た。特に男子の反抗期の反抗は自分の上にいる身近な大人に対して出るものなんだが、どうも最近反抗されているような気がする。もちろんこっちは大人で立場も強力、力で押さえ込んじゃえるのであるが、それでもこれは私には初めての体験である。


 ・・・嬉しい。<自分でも結構変だと思うんだが。
 反抗心を真直ぐぶつけてくるのもいるし、ぐずるという形で(これはキライ)表現する子もいる。表面に出さないように押さえているのもいる。真直ぐにはつい真直ぐ反応しちゃうし、ぐずるとぐずったネタを倍にするし、押さえているの見るともっと押さえ込みたくなるので、なかなか私は嫌な大人かもしれない。


 でも口当たりのいいだけの大人にはなっちゃいけないからな。憎まれ役の頑固おやじを目指すよ。


 所詮真っ当なおばちゃんにはなれないからね。そういう体力は、無い。
2004年2月23日



2月22日を忘れない。

 この学校でバドミントン部顧問をして4年目が終わる。地区は優勝できるようになっているが、まだ県優勝がない。


 高3の代は女子部顧問だった。前半は元の学校恋しさと初任研でとても見ていられなかったので元顧問の副顧問に見てもらってたので記憶がない。後半高2の代は同じ地区にどうしても勝てない学校が一つ。結構良いメンツが揃っていたが冬の大会は地区も県も準優勝。


 いつも練習に来てくれる今高校で優勝してる高2は、私が顧問になる前に一回だけ優勝している。この冬の県団体戦。その時私は女子部顧問で、準優勝だった。でもその後は全部2位。ビッグウェーブだったけど、他所も強かったので難しかった。地区ですら本大会では2位だった。


 高1の代はちょっと人が薄くて、その下の代も混ぜてやっとベスト8。相手は九州3位のチームだから仕方ない。夏も県には出たけど負けた。


 その次の中3の代は地区は全部優勝(ぎりぎり)、県は全部2位。正直、1位に全く届かなかった。足りない、って感じ。悔しかったけど、一応満足している。小学校からの経験者が少ない中、とにかく九州まで行ったから。


 というわけでもう延々と2位。1位の学校は毎年違う、でも2位。ぐれる。一生懸命やってるとおもうの生徒は。親御さんも熱心だし=サークルとかにもお邪魔しているし。私だって結構熱心に見てるほうだと思うの。やっぱ技術指導者いないと駄目なのかなあ、とか私の指導じゃ甘優しいかなあとか弱気になる瞬間もある。勝つのだけが目標ではないけれど、でもやっぱり頑張っている生徒に勝って欲しいし、何より私は火の玉負けず嫌いだ。個人戦では能力の飛び抜けた選手がぽっと勝つ。でも団体はチームの強さ。練習が、努力がちゃんと評価される。


 勝って欲しい。


 そして中2の代、初めての県団体戦(地区は圧勝)。予想通り順調に勝ち進む。準決勝までむちゃなオーダーでも全部2-0。ウチとタメ張るのは一校だけ。他地区の1位で第1シード。ウチが第2。練習試合もした。正直オーダー勝負になる内容。


 こっちはほとんど同じ強さの選手が6人。向こうには飛び抜けたのが二人、あとも悪くはないがこっちが気を抜かなければ負けない相手。
 問題の二人がシングルスに来たらもう勝てないので、ダブルスを二つ取らないといけない。
 問題の二人がシングルスに来なければシングルスとダブルス一つ取らないといけない。


 決勝のオーダー、迷った揚げ句(なぜ迷うかというと6人いるから。全員決勝に出してあげたいけれどそれが出来ないので)部長をシングルスにダブルスは良いほうを後ろに。向こうは弱いほうのダブルスを育てに入っているので、ま、この方が良いかなと。


 相手のオーダーを見た。向こうは最強二人をペアに、シングルスはその弟の1年、育ててるダブルスを後ろに回してあった。わけわからん。でも勝てる。多分会場全体が、もちろん相手校ですらがウチの優勝を確信したと思う。
 ウチの部長はそれなりに名の売れたシングルスだ。1年相手に負ける訳ない。第2ダブルスは絶対ウチが取れる。第1取れりゃラッキーだが、まあこれは仕方なかろう。2−1。


 試合が始まる。第1、予想以上に接戦。先行できるがやはり勝ちきれない。向こうのミスも多い(左利きの方が特に調子が悪くサービスが8割入らない位)が、こっちのミスも少なくない。また相手には決定力がある。惜敗。まああっちはもうちょっと底力ありそうな感じだが、背中は見えたかな。


 シングルス、もちろん第1ゲームは楽勝。そりゃそうだ。
 第2ゲーム。なんでか落とした。何でかってことはないな、プレッシャーに負けて自滅しだしたのだ。サイドアウトとネットの嵐。ほとんど相手に決められるというのはない。ノータッチも増えてきた。コースで攻められていると言えなくもないが、普段の動きなら何の問題もなく態勢を立て直せる程度のショットを、触れない。前で押していくのが持ち味の選手なのに、サービスラインより前に出られない。
 兄にプレッシャーかけられて、少しづつ固まっていたのがほどけていく相手に対して、どんどんミスを重ねる部長。それでも先行されたのを取り返して、ファイナル10-7の辺りまで、勝てると確信していた。もちろんチェンジコートはこちらの先行でだ。
 第2ダブルスは平行試合に入っていて、まあ楽にではないがそこそこ余裕を持って勝っている。


 一点ずつ追い上げられた。焦りがミスを生む。同点になって負けたなと心の中で思った。競る試合に彼は弱い。セティングで勝ったことがない。競り始めるとミスで自滅するのだ。今日は既にミスが多い。


 マッチポイントの長めのラリーでレシーブをミス、ネットに掛けた。普段の彼ならばあり得ないようなミスだ。そんなミスばかりだった。


 相手校は飛び上がって喜んでいた。そりゃそうだろう。


 今までも何度も2位だった。悔しかったけれど、泣くほどではなかった。いや生徒は泣いたりもしていましたが、私の底のところでは結果はある程度見当がついていたから。それでも悔しかったけれど。それは自分たちの力の足りなさへの悔しさで。


 今回は負けが信じられなかった。オーダー見た瞬間ガッツポーズが出たくらいだった。試合を見ていても、確かに弟1年生も良い選手だったけれど、普段のプレーが7割出ていればファイナル行かずに勝てている試合だった。


 悔しい。泣くほど悔しい。優勝をほとんど手に入れていて、その手を滑らせた。この悔しさを表現しようと思って長々と書いてみたが、私の文章力では届かない。


 プレッシャーに弱い部長に、プレスをかけない方向できた。それがここで団体戦の敗北につながった。今までのエースはみんなプレッシャーに強いタイプで団体戦では格上にも勝ってくるような所があって。だからエースはみんなそうなのかなとちょっと思っていた部分が私にあったと思う。この代では、競る団体戦はこの決勝が初めてだったのだ。


 3年ぶりのビッグウエーブと言われるこの代。こんなに選手に恵まれる顧問はそう居ない。この時にこの学校でこの子達の顧問でいられることを幸運に思っている。多分もうこんなに恵まれた選手を持つことはないだろう。(おっと、高2の代を引退させるときにもこう思ったことを思い出したぞ。でももう4年目、来年で5年目、やっぱりここでは最後だよな)
 だからこそ、優勝したい。2位は嫌だ。もう銀メダルはいらない。


 県で優勝したい。



 バドミントン部の顧問をするようになって、いくつか心に残る試合があった。勝った試合も負けた試合もあった。でもみんな競った試合だ。


 今年は幸運だ。ライバルがいて届かない相手じゃない。今回はこんな納得いかない負け方だったけれど、あと2回団体戦が残っている。もちろん自分に言い聞かせているに決まっている。


 多分私はこの日付を忘れないだろう。


 私に足りないところがあった自覚があるから自分が許せないくらい悔しい、この悔しさを忘れられないだろう。


 自分でも難儀な性格だと思う。



 今読み直して気がついたけど、2のゾロ目だよ。あーもう。
2004年2月22日



円陣

 今日初めて組んでみた。


 悪くはないけど、やっぱりあれは生徒がやるもんだと思うなあ。だって顧問は見てるもんだしね。
2004年2月22日



やっと気づいて貰えた

 女の子って可愛いわ。
 会場で女バドの子達に声をかけたら、すぐ気がついてくれました。何をって髪。


 褒めてはいませんでしたけど。
2004年2月22日



その科白に意味はあるんですか?

 昨日突然気がついた、右奥歯横に大穴が開いている。
 突然気がつくわけはないから、多分その直前食べてたものと一緒に詰め物を飲んじゃったんだろう。


 今日の試合がとっとと終わったので、行きつけの歯医者に。ここは私の嘔吐反応が強いことにめげない医者なのでそれはよい。


 詰め物とは別に知覚過敏だか歯周病だかで冷たいものがしみるので、歯の掃除と検査もやる。


「しみたら左手を上げて下さいね」


あが。叫ぶし暴れる私。痛がりである。


「あ、しみました?」
ふぃふぃふぁふぃふぁ(しみました)<涙目
「んー、でもきれいにしないと駄目なんですよねー、もうちょっと頑張りましょう」
ふわぃ


あが。あがががが。
「大丈夫ですか?休憩しますか?」
大丈夫ですけど結構痛いです。
「そうですねえ、痛かったらすぐ言って下さいね」
あががががが。
「しみました?」
こことかここが痛いです。
「休みますか?」


休憩しか選択肢はないんですか?痛くても結局やるんですね?


 今ぐったりです。
2004年2月21日



棄権するくらいなら出るな

 強いチームの中堅の生徒は気の毒だ。自分のところの1番手がシードを取ったら、その反対側のシードの下に入ることが多いからだ。
 それもポケット率ほぼ100%、特に本部に関係ない学校は。


 確かにウチのBチームはそんなに強くはないけれど、ほとんどの学校のAチームにも勝てるし、Bチームなら一校を除いて絶対勝てる。


 でも第一シードのポケット。仕方がない、せめて第一試合だけでもちゃんと勝て、と思ったら、棄権でやんの。


 迷惑。マジで迷惑だし、生徒が気の毒。
 例えば離島で、5人しか選手がいなくて一人怪我とかならまだ判るけど、それでも迷惑。そのせいで左下のブロック、超ぬるいんですけど。あそこに入ってたらベスト4上がれるチーム一杯あるぞ。
 こんなことならウチも無理してC登録しておけばよかった。んで棄権すればもう少しBはましなところに居たはずなのに。


 ちょっとノックな試合でしたが、本人達が得るものは大きかったと思うんだけど。
2004年2月21日



何で気づかん

 試合前でコートが6時までしか取れなかったので、早めに上がり。
 よし、髪を切ろう。


 生徒が職場体験でお世話になった店に行く。卒業式の時に衣装借りたりもしている。友人の友人がやってる店。


 雑な気持ちだったので、雑な頭に。結構切って色も抜いた。


 旦那気がつかない。


 夜に遊びに来た友人も気がつかない。


 いくら何でも生徒は気がつくかと思ったら気がつかない。


 すごく負けた気持ち。




 もっと負けの可能性もあることにも気がついている。


 みんな気がついてるけど、あまりにも似合わないのでコメントしてくれないのでは。<ちょっとだけ自覚アリ
2004年2月20日




なるほど

 新入生オリエンテーションのメンバーに入ってた。生徒会顧問だから。
 でもなんで?


 例えば校長、教頭は当然、1学年主任も学校生活についてとか話すから判る。
 生徒指導と部活動の主任も判る。
 でもなんで生徒会?


 答えは「接待」でしたー。


 書類配付、靴袋配り、横幕張り位までは見えてたんだけど、遅れてきた保護者の誘導、物品の提示、質疑応答でのマイク係などが生徒会の担当なのね。


 やるのは生徒だから、ま、猿回しみたいなもん?いや生徒は猿じゃありませんが。


 ちなみに今回のメンツは、テストに障らない、授業が担任のクラスから、背の高い制服がちゃんとしてる見るからに賢そうな女子を選んでみました。


 生徒会のメンバーを顔で選んだとまで言われている今回の人選だけど、顔はね、中身がしっかりしてたら良くなるんだから。造作では選んでないよ。でもいい顔だよ、そこそこ。
2004年2月19日



できることできないこと

 2時間目に担当教科の試験があった。3時間目試験監督で、4時間目のクラス。


「先生、テスト返せる?」


いや普通に無理だから。


 とりあえず努力してみようかと、1時間完全回答作りさせながら丸をつけてみました。68問あるテスト、観点2種類で、一観点はほぼ付け終わりました。
 自分の限界を確認。
2004年2月19日



バドる

 養護教諭の若い娘がやろうというので二つ返事で。
 若いのと二人だと必ずへたるから、仕事中の回りの人も巻き込んで体育館へ。


 部員達がやってるのとは全くレベルは違うんだが、それでも楽しいぞバドミントン。


 久々に大汗。ていうか箸持つの辛いんですけど。


「仕事あるから30分で」って言ってたのに、2時間やっちまいました。
2004年2月19日



舌禍

 いらんこと言う癖がある。


 詳細はともかく、私のある生徒(かなり優秀)に対するかなり否定的な事実と評価を他の生徒に語ってしまった。
 聞いた生徒が本人に伝え、その前にあったことも重なって私に対してのわだかまりができたという。秋のことなので私はすっかり忘れていた。生徒はずっとわだかまりを育てていたらしい。
 自分が思っているよりも、私たちの言葉には力があるんだなあと再認識。これはいかんと思った。


 今回は本人にこういう否定的なことを言ったよ、と直接言ってみた。中学生だし、ほどけたとは言い難い状態だった。だが本人がきつかった・訴えたかったのは、私の意見が否定的であることよりも(それもあったけどね)他の生徒にその意見を言ったことだったようだ。
 そういう教育相談している時にも、私はやっぱり他の生徒に対する否定的な評価を語ったよ。事実を避けて説明したら不透明な部分が残る。


 そう、多分また私はこれをやるだろうということだ。言ったことは間違っていないと思うし、何かを説明するために必要な意見だから口にした。無意味に否定的であることはないように心がけている。その時必要な言葉だったから使ったのだ。でもそのシチュエーションは伝言ゲームには入らない。


 その瞬間一番有効な言葉を捜す努力をいつもしてきた。そういう姿勢の中に、この手の「いらんこと言い」が分かち難く根を張っている。


 だって私の基本的なスタンスは「先生と呼ばれるほどの馬鹿じゃなし」で、「所詮自分しか自分を変えられない」だから。いいじゃん私が何言ったって。
 傷つくこともあるのだと知ったから、教育的配慮とか努力はする。でもデフォルトで入ってるからきっとまたやる。だって私は否定的な意見を悪口として言ってるんじゃない。事実か改善点として口に出しているのだから。
2004年2月18日



心配

 「ジュリーイチセット」と言ってるのでなんのことやらとのぞき込めば。


 July 1st. 高2。


 南北はわかる。でも東西がわからない。
 0.1×10が出来ない。5人ぐらいできない。
 梅雨前線を「ツユゼンセン」と読むのまではまだ許す。「ウメアメ」はどうよ。 中2


 面接の練習で、中一の時休んでいた理由を答えた。「こっせつしました。」
 担任ask「骨折って書けるか?」
「書けません」 受験生中3。


 心配でしょう、心配でしょう、心配でしょう!心配なんですよおおおお。


 色んな意味でじっと手を見てしまいますね。
2004年2月18日



放任じゃない

 言われてやってるうちは奴隷とおんなじだから、出来るだけ指示しない。
 授業のことじゃない、生徒会。


 1年やってみて、やっと生徒会の面白さがわかってきた。ウチの子達は押し出しは弱いけど、結構自分たちで色んなことが出来てると思う。


 問題は、その瞬間やる気があっても、確実さの足りない奴等だ。


 いや、ウチの部の生徒会要員達なんですけど。


 誰にでも誇れる上等軍団だったんだけど、最近かなりダメ。プレーにもそれが出ている。腹括るかな。
2004年2月18日



悪夢

 友人で私と同じ体格の先輩がいる。日本語が変だと思われるかもしれない。入学は彼女が1年先だが、卒業は一緒だったのでまあこんな表現に。

 先日ウチに遊びに来て、雨天の中タンカン狩りしたのが彼女である。彼女や彼女の同僚のMさんからメールを貰ったので、意識に残っていたんだと思う。


 今私は彼女とほぼ同じ体重なのだが、久々に会ったらなんか小さくなってて、15kg痩せたんだと言っていた。


という夢を見た。


 目が覚めても何か不審な雰囲気が漂っていた。


 なおかつ寝言で叫んでいたらしい。


 ワタシは彼女がいるから安心して太っているのかもしれないと、そう思ったのです。やばい。
2004年2月16日



電話男

 小林恭二の名作である。


 あんまりにも生徒が本を読まないので強制的に貸している。清水義範とか沢木耕太郎とかそういうセレクト。


 「電話男」を貸していた部員に感想を聞く。


「最初のは全部読んだよ、今マコトが読んでる、何か変だった、あれ本当の話?」


・・・突っ込みどころ満載。


1 じゃあ続編は読んでないのか。あんな薄い文庫。
2 また貸しはしていいのかいけないのか。
3 純文学はちょっとSFだからね、ってあんな話が本当な訳無かろう!


 彼は比較的出来る生徒なだけにこの学校の先行き不安。



 おまけ。今日仕事中雑談で教室=猿山な話に。
この子を、"最近人になったよね"とからかったら、
「先生、神なんですか!」と切れていた。


 ね、人になりかけでしょう?
2004年2月16日



つまんねえS.V.D

 貰ってないのかよホントに。てか何なのよその盛り下がり方は。


 高2の子が彼女手作りを分けてくれました。美味しかったよ。
2004年2月16日




■ Top Log 



アクセス解析 SEO/SEO対策